ぐらんぎにょーる

だれかの役に立てたらいいな

吃りを和らげた魔法の「ネ」

 

生育歴に難アリ(家庭機能不全)

発達障害(ADHD)

に伴う二次障害(鬱)

によって社会人になってから特に吃りがひどくなりました。

(上記3つは精神科医太鼓判なので自称ではないです)

 

吃りの程度

メンタルの振り幅で吃りの程度が異なりました。

 

軽度:最初2文字を繰り返す

(例)これから→これこれから

 

中度:最初一単語を繰り返す

(例)これから→これからこれから

 

重度:一文字から次の言葉が言えない

(例)これから→こーーーーーーーー

 

日常会話は頻繁に軽度の吃りが起きます。

聞き取りづらくてごめんね。

仕事の会議等緊張する場面だと中度〜重度になります。

 

学生時代はさほど気にしていなかったのですが、社会人以降に二次障害を拗らせまして、鬱による語彙力低下が起き、それを自認することで自分に緊張の拍車をかけていたんですよね。困ったもんだ。

 

先輩の真似っこで軽減

 

日常会話に支障をきたすようになってから、どうしたもんかなと困っていました。

ちょうどその時、職場の1年先輩の話し方が独特でよく耳にするうちに自然と真似るようになったのです。

その独特な話し方とは、文節の「ネ」を間に入れて話す、というものでした。国語の文法の授業で習うアレです。「ネ」入れてスラッシュで文節分けするやつ。

 

先輩は西の方出身で、東京で勤めるとなると「訛りたくない!」との思いがあって、訛らないようにするために合間合間に「ネ」を入れていたんですね。

「ネ」を入れるたびに一呼吸置けるらしく、訛りにかかったそうです。

東京民の聞き手としてはだいぶ馴れ馴れしいなとも思いますが、先輩のキャラクターに合っていたので誰も咎めませんでした。

そんな先輩と毎日お話しているうちに、わたしもその喋り方がうつってしまって(笑)

 

するとなんということでしょう。

重度吃りがなくなったじゃありませんか。

 

効能

語彙力が低下していたわたしは、頭の中で考えていた文章を一気に一呼吸で話そうとしていました。

それが逆効果となり焦りとなり、吃ることでさらに緊張を増してしまう、という悪循環。

 

しかし、先輩の話し方を真似ることによって、文節ごとに一呼吸置くことができ、話すことも少しは整理できるようになりました。一気に一呼吸で話さなくなったことで、すーーーっと息を吐きながらそれに合わせて言葉を発するイメージのもと発言できるようにもなってきました。

 

鬱のピークのときよりは語彙力は戻ってきましたが、気持ちの波や気象条件(低気圧・日照時間の減少)により中度の吃りが未だに出ます。

そんな時は「ネ」を入れて話すことで呼吸を意識して軽度程度に抑えられているんじゃないかなって思います。

 

家族や友人とのお喋り程度だと中度の吃り頻発しているな、とは思います。聞き取りにくいし、醜くてごめんね。

 

こうすると吃り軽減したよ!っていう方法があったら是非教えてください(   ᷇࿀ ᷆  )