はじめに
はじめにこれだけは言わせてください。
将来子どもを望む男女はもちろんのこと、「未婚でいいかな〜」「まぁご縁があれば」程度に考えている人、「絶対未婚!!!」の人
みんな一回検査に行こう!
自分の身体の傾向、知っておこう!
特に妊娠を視野に入れている男女は1秒でも早く、籍を入れる前でもいいから病院で検査を受けましょう。
正常なら正常でいいんです。ラッキー!
不妊傾向のある人はこの受診につまづくと1年近くのロスが生じると考えてもらってかまわないです。
そして、
「妊娠を視野に入れている女性」ではなく「妊娠を視野に入れている男女」なので変なプライドを持たず、めんどくさがらず男性もいきましょうね。
夫婦の身体のこと
まず、妊活をする前の夫婦の体についてです。
わたし
・生理周期:14-35日
・初潮年齢:14歳
・性病罹患歴:無し(奇跡!w)
・婦人病罹患歴:多少の卵巣の腫れ程度
夫
・性病罹患歴:不明(たぶん無し?)
・男性器機能不全:無し
わたしの生理周期について
学生時代はガタガタで排卵日周辺でよく出血してそのまま本来の生理が始まるときまで止まらない、なんてことはザラにありました。1ヶ月の半分以上生理用品と暮らす…大変。
成人してからはなんとなくそれらも落ち着いてきたかな程度でした。生理周期は長め。35日くらいで来ることが多かったです。
後々医師に言われたことなんですが、生理周期が長い人は排卵していない可能性が高いそうです。
わたしの女性器について
女性器自体は健康で内膜症や筋腫、のう腫などはありませんでした。不正出血が起きると結果卵巣が若干腫れているそうでしたが、特に治療なく「安静」とのことでした。
定期的にガン検診と性病検査にも通ってました。
風や水の仕事したことないけど、将来のため検査ちゃんとしてたんですよ。
排卵日予測を使った妊活
さて、本題です。
妊娠を望んでいたため、まずはオーソドックスなタイミング法から始めることにしました。
タイミング法とは排卵日を狙って性生活を行う方法です。
この頃はすぐにできるやろwなんて思っていました。まぁ誰しもがそう思いますよね。
方法は2種類試みました。
・ルナルナの排卵日予測を使ったタイミング法
・排卵チェッカーを使ったタイミング法
まずはルナルナの排卵日予測を使ったタイミング法について。
(これを語るに妊娠のメカニズムを説明しないといけないのですが、長くなるので割愛しますね)
もともと生理周期が安定せず35日と長かったのもあっておおまかな目安として用いてました。
卵子の生存時間は24時間なのに対し、精子の生存日数は3日程度(だったかな)なので排卵日を中心に数日おきにタイミングをとります。
ダメでした。完膚なきまでにうんともすんとも、擦りもしませんでした。
3-4ヶ月挑戦しましたが、心が折れました。期間は長いけど実質受精期間は3-4日程度なので、厳しいですよね。
大学時代の友人も同じく不妊に悩んでいて「排卵チェッカー使っているよ!」と紹介してくれたのでわたしもそれを使うことにします。
次に排卵チェッカーを使ったタイミング法です。
【第1類医薬品】 ドゥーテストLHII 12回分
これを使いました。お値段ちょっと張るけど…これで授かれるのなら…と。
使い方は簡単です。排卵日予測の1週間前くらいから毎日おしっこをかけて、線が濃くなってきたなと思ったらタイミングを取る!排卵チェッカーの仕組みも割愛します。気になる人はパッケージ見てみてね。
ただその頃神経質になってきて「昨日より線、濃くなってる…?」「今日がピーク…?」なんで検査薬と睨めっこ。
でもちゃんと排卵している(排卵しそう)ことが嬉しかったです。そのあたり肉眼じゃ全然確認できないので。安心材料でした。この頃は認識が甘かったなぁ…
しかしダメでした。擦りもせず。化学的流産も無く。心はズタボロです。どうして?排卵しているはずなのに…?と。このパターンもかすりもせずただただ時間だけが経過していました。これも3-4ヶ月試してみました。
お気づきかもしれませんが、この時点で半年以上経過しています。
生々しい話ですが、夫婦はタイミングを取るためだけにスキンシップを取るようになっていました。しかも数日おきに、確実に遂行せねばなりません。お互いにプレッシャーです。もともと夫との行為に良い印象が無いわたしにとってはだいぶ苦行でした。作業感が増し、「短時間で済ませてくれ」と願うばかりでした。夫婦で疲れてしまいました。どうしてだろう…何がダメなんだろう…見えないものと戦うことがこんなにも辛いのか。
夫からの提言
わたしは心を病み、仕事も休職しました。
妊活だけでなく、色々な出来事が重なってしまって「わたしはなんで生きているんだろう、結婚もしているんだろう」と、あの頃は本当にしんどかったです。
そんなとき夫から
「俺、検査に行ってくる。排卵しているっぽいし、それでダメだったら俺に原因あるでしょ。行ってくる」
夫を疑ったことがなかったわけではないのですが、自らクリニックを調べ受診する!と言ってくれたことがとても嬉しかったです。
ここから長い長い通院生活がはじまるのでした。
不妊治療②に続く。