ぐらんぎにょーる

だれかの役に立てたらいいな

不妊治療⑦体外受精(判定編)

 

不妊治療ブログの定型文書いておきます。

※妊娠判定後の記事です。ご注意下さい。

※検査薬の写真あります。

 

↑なんでこれ書くんだろうね。やっぱり妬むからなの?

 

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そして、胚移植なので出産予定日は決まっていたはずなのですが、8週時点で胎児の成長がちょっとだけ早く妊娠週数が早まりました。なので修正前・修正後と表記しています。

 

さて!

⑥の続きです。

 

移植してからドキドキの日々でした。

判定日は生理後33日。

さまざまな不妊治療ブログを読んで、胚盤胞移植をした人は移植後2-3日で着床。成功していれば、その後少しずつ市販の検査薬でも反応が出るとのことでした。

物は試し感で初めての移植に挑んだ今回、病院での判定日を待たずしてフライング検査薬してみようかな、と思い立ちました。

 

フライング検査

 

使用した検査薬はドゥーテストです。

BT5日目の夜、仕事帰りにドラッグストアで購入し、検査してみました。

(BTとは胚盤胞移植日を0日と換算したときの日数を表します)

 

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!!!!!

これは陽性…?なのか…?でも線がある!!!

生まれて初めての陽性線✧

夫に見せて2人で喜びました。ハイタッチ!

今までカスリもせずにいたので、まさか自分が着床できるとは…(涙)

 

ただし、妊娠超初期には化学流産という事象が起きることがあります。化学流産とは着床したものの、妊娠5-6週で確認できる胎嚢と呼ばれる赤ちゃんの袋ができる前に流産してしまう事象です。これは一般的な流産にはあたらず、生理が起きます。

原因は受精卵の染色体異常とされています。防ぐことはできません。自然淘汰なので、自分を責める必要もないです。

 

でもね、わたしはとても嬉しかったのです。人工授精ではこれにすらならなかったので、「着床できる体なんだ…!」と嬉しかったです。

 

化学流産があるのであまりアテにはしてはいけないのですが、判定日までに何日か検査薬をしました。

 

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ズボラがバレる。

いつのまにか判定線より陽性線が濃くなっていました。

 

そして浮かび上がるもう1つの不安。

子宮外妊娠だったらどうしよう……

移植時には子宮内に静置してはいますが、そこから動き卵管や卵巣等、本来の場所とは異なる場所に着床してしまうことを子宮外妊娠といいます。そのまま放置しておくと、その部位が大きさに耐えられず破裂、摘出となるのでビクビクしていました。これはエコーで見なければわかりません。

ドキドキ……

 

一応判定日までは妊娠4-5週あたりだったのですが(修正前は3-4週)、骨盤が分裂するのではないかと思うほど股関節が痛く、そして食欲が倍増していました。

胃がブラックホールでした。

 

判定日

 

判定日になりました。前日に私情でハプニングがあって、急激なストレスを受け眠れもしなかったので「あぁダメだ流れた…」と半ば諦めで病院に行きました。

 

わたしのクリニックでは判定は尿検査のみでした。採血でHCG値(妊娠後に分泌されるホルモン)を測る病院もあるみたいです。

 

もちろん陽性でした✧

エコーで確認して子宮外妊娠の可能性は低いだろうと言われホッとしました。

初めてのエコー写真もらったのですが、胎嚢すらできていなかったので超ちっちゃい●しか見えませんでした。

「これから先、妊娠しても生まれてもずっと不安と悩みはつきものだけど、まずはここまで頑張ったことを自分で褒めてあげてください」と医師に言われにんまりでした。夫にも即連絡!

 

黄体ホルモンを補充するためにプロゲストンデポーを打ちました。そして⑥で紹介した薬の服薬は続きます。

移植期にホルモン剤で子宮環境を整えていた人は自分で黄体ホルモンを分泌できないらしいので、薬で補充するそうです(なのかなぁ)

 

不妊クリニックは妊娠9週で卒業し、分娩する婦人科に転院します。わたしのクリニックは毎週診察になりました。

判定日は4週5日(修正前)なのでこれから先5週連続で通うことになります。そうなるはずでした………翌週から3ヶ月の地獄がやってきます……(現在進行形)

 

あとがきのちょっと前

 

一応不妊治療の記事はここまでとします。

その後は地獄が待っていました。

それはカテゴリ妊娠で書こうかと思います。

 

人工授精から体外受精にステップアップすると決めたときに医師と看護師に「(人工授精において)体内で何が起きていて、何につまづいているのか分からずモヤモヤするよりも、(体外受精で)体内で起きていることを体外で行うことでつまづきが見えてくるし、対策もできるし、母体1人が気負うことなく、医師と培養士とでチームとなってやっていくことで精神的負担は以前よりは減ると思う」と言われました。身体的にキツかったことで精神的にもキツかったですが、モヤモヤはなくなってただただ前を見据えられるという意味ではステップアップは失敗ではなかったなと思います。

 

次の不妊治療⑧の記事で、不妊治療に関することを書くのは一旦終わりにしようと思います。次はメンタル面や夫からみたわたし、こぼれ話等々どこにも入れられなかった話を書こうかなと。雑談程度に…!

 

不妊治療⑧に続く。